技能伝承

若手・中堅社員が仕事の腕を競い合う「技術・技能競技大会」を、当社は毎年1回開催しています。営業、設計、機械加工、溶接、品質検査、購買業務などのさまざまな分野において、それぞれの上司が考えた課題（実技、筆記）にチャレンジし、コンテスト形式で優秀者を表彰しています。
また当社では、技能伝承、人材育成の観点から、全社的に技術士・技能士資格の取得に取り組んでいます。

一品受注型で、多様かつグローバルに進化するお客様ニーズにお応えしていくためには、それに関わる一人ひとりの創意工夫やチャレンジ精神、そして確かな技能が欠かせません。当社では、独自の「ものづくりを支える人づくり」に力を注いでいます。
当社は技能の伝承・育成・発展を目的に、2007年10月、「モノづくりセンター」を開所しました。本社重機工場内には、同センターの「機械・組立支部」を、産機・鉄構工場内には「製缶・溶接支部」をそれぞれ設け、技能の伝承や研鑽が積めるようになっています。

溶接競技の大会に積極的に参加しており、特に、技能五輪には、2004年から途切れることなく毎年参加しています。全国規模の大会で、上位に名を連ねることが溶接技能者のモチベーションとなっています。上位入賞者も多く輩出しており、当社の人材教育の体制・システムが整っていることの証しと考えています。