当社社員の論文が国際会議で最優秀技術論文賞を受賞しました

1月10・11日にマレーシアの都市ミリで開催された「建築とインフラの耐久性に関する国際会議（DuraBI2018）」において、当社社員の桑名弘暁（橋梁技術部 橋梁設計G所属）が発表した論文が、「Best Technical Paper Award」（最優秀技術論文賞）を受賞しました。

この国際会議は、世界中の研究者や技術者が集まり、日頃の研究や技術成果を発表・討議し情報交換を行うことを目的として、今回初めて開催されました。

「Ni系高耐候性鋼橋梁の腐食環境調査」と題した論文では、当社が施工した世界的にも使用例が少ないNi系高耐候性鋼材を用いた橋梁である「大塚高架橋」（山口県山陽小野田市）についての調査報告を行いました。山口大学との共同研究として完成後2年にわたり橋梁の腐食環境を継続調査したもので、参加者の関心を集め今回の受賞となりました。