第56回ベッケン炉技術研究会を当社主催で開催いたしました

11月21～22日、ベッケン炉技術研究会が当社主催のもと、総勢71名の方にご参集いただき開催されました。

本研究会は、国内のベッケン炉保有会社および煉瓦メーカ、商社など15社が参加し、各会社が検討または実践したベッケン炉改善活動などの発表の場として、年1回開催されています。
幹事会社（9社）は持ち回りとなっており、今回は当社が幹事を務めさせていただきました。

初日には、ＡＮＡクラウンプラザホテル宇部において研究発表会が開催されました。
当社はベッケン炉のメーカとして、「ベッケン炉のメンテナンス実績及びロータリキルン設備診断について」と題し、発表をいたしました。 ベッケン炉の廃熱回収に使用する、レキュペレータ（通称レコ）と呼ばれる熱交換器の材質に関するご質問も頂戴し、お客様の貴重なご意見を基に当社技術を蓄積していく良い機会となりました。

翌日には、研究会ご一行様に産機・鉄構工場ほか当社の見学をしていただきました。特に大型機器の溶接現場などは大変興味深くご見学くださり、当社の事業をさらに知っていただく有意義な場となりました。