当社のギガキャスト用超大型ダイカストマシンが「素形材産業技術賞」を受賞しました

当社は2025年11月7日（金）、一般財団法人素形材センターから「令和7年度 第41回素形材産業技術賞 素形材センター会長賞」を受賞しました。このたびの受賞は、当社のギガキャスト用超大型ダイカストマシンの開発技術が高く評価されたものです。

「素形材産業技術賞」は、優秀な素形材産業技術の開発により、日本の素形材産業の技術水準の進歩向上に著しく貢献した技術の開発者を、同センターが表彰するものです。同日に機械振興会館（東京都港区）で開催された「第31回素形材月間記念式典」の中で表彰式が行われ、開発代表者の梅木賢治（ダイカストマシン技術部ダイカストマシン設計グループ主席部員）と共同開発者の品田忠（ギガキャストプロジェクト主席部員）が出席しました。

ギガキャストは、主にEV向け部品の製造工程の効率化やコスト削減等を目的として、百数十点ある自動車部品の一体成形に用いられる大型ダイカスト技術です。このギガキャスト用超大型ダイカストマシンは、新興自動車メーカーのEV生産伸張と共に海外ダイカストマシンメーカーが先行しており、日本では輸送制限、加工設備等の課題も多く、製作困難とされていましたが、当社は2022年より開発・製作に取り組み、2025年3月に国内初のギガキャスト用超大型ダイカストマシン「UB6500iV2」を納入し今回の受賞に至りました。

本受賞を励みに、当社スローガンである「～『いいもの』を世界に～」の下、お客様のご要望にお応えできるよう、なお一層努力してまいる所存です。