2022 日本ダイカスト会議・展示会 出展につきまして(ご報告)
このたび当社は、2022年11月10日~12日の3日間にわたり、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催されました「2022日本ダイカスト会議・展示会」に出展いたしました。
本展示会は、ダイカスト関連企業による新技術、新製品などを広く関係者に紹介することにより、ダイカスト関連業界の発展に寄与することを目的として、一般社団法人日本ダイカスト協会(浦上彰会長)が隔年で開催しています。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、4年ぶりの展示会開催となりました。
156企業・団体の出展社数で、会議の研究論文発表は27件、現場改善事例発表は7件であり、ダイカストメーカー、ユーザー、他の素形材業界へPRを図る有意義な催しとなりました。 会期中の総入場者数は、19,404名超で、会議・展示会ともに大変盛況のうちに終了いたしました。
当社の出展テーマは、「世界を切り拓くUBE ~EV化に向けた新しいダイカストマシン技術~」とし、カーボンニュートラルや自動車の電動化など、急速に変化し続けるダイカスト業界において、多岐にわたるお客様のご要望に貢献できるUBE独自のダイカスト新技術の紹介を行いました。
ブース正面の大型モニターでは、当社重機工場内のドローン撮影映像にCG映像を組み合わせて、国内ダイカストマシンメーカーとしては最大級となる「UB6500iV2ダイカストマシン」の組み立てを再現し、プレゼンテーションいたしました。同機のプラテン原寸モデルをデザインした中央ブースのパネルでは、UB-iV2、iS3-s/-iシリーズを軸に当社の多彩なラインナップをご紹介いたしました。
また、お客様において重要な課題であるカーボンニュートラルへの貢献について、製造プロセス、部品統合、良品率向上の3つの観点から動画やパネルを用いて当社の取り組みをプレゼンテーションいたしました。さらに、ソリューション技術、ハイブリッドフィルキャスティング(HFC)、サービス起源商品への取組みなどをパネル展示や、当社独自開発である直接駆動式電動サーボバルブ(HS-DDV)、射出コントローラレトロフィットキット(S-DDVR)の実機展示も行い、ダイカストマシンメーカーとして当社が誇る技術を最大限にご紹介させていただきました。
会議では、「大型ボディ・シャシー部材向けダイカスト技術について」と「ダイカストマシンでの予防保全の取組みについて」を掲題し、研究論文ならびに職場改善事例として発表させていただきました。
なお、今回の展示会では、環境への負荷低減を考慮してカタログなど印刷物の配布は行わずに、QRコードを用いてWEBサイト上のカタログデータをご覧いただくことといたしました。ご来場者様には趣旨にご理解をいただき、ご協力賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
4年ぶりの開催とあって、至らない面もあったかと存じますが、会期中にお寄せいただきました貴重なご意見をもとに既存のお客様、そして新規のお客様のあらゆるご要望にお応えできる製品、ソリューション、サービスなどの追求に邁進してまいります。
ご多忙のところをご来場賜りました皆様方におかれましては、誠にありがとうございました。
※会期中、大型モニターにて放映したプレゼン映像は、以下より閲覧できますのでぜひご覧ください。
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