ＵＢＥの射出成形
『軽量化技術』

発泡成形

成形品の剛性、耐衝撃性の確保と軽量化の両立には、発泡層の拡大、発泡の微細化が要求され、高応答かつ高精度な型開閉動作制御（コアバック）が、安定した高品質な発泡成形の重要なキー技術となります。UBEは製品の軽量化と高機能化を実現する射出発泡成形において、業界最多の実績と経験豊富な成形技術力でお客様の製品開発、安定生産をサポートいたします。

DIEPREST (ダイプレスト）

超精密型開閉制御 DIEPREST （ダイプレスト）により、自動車の内装部品などの樹脂製品の軽量化と発泡の均一微細化を実現するコアバック発泡成形を可能とします。

コアバック発泡成形

※MuCell®はTREXEL,Inc の登録商標です　

MuCell®成形は、超臨界ガス(SCF）を利用して成形品内部にマイクロセル（微細気泡）を生成させる発泡技術です。超臨界作用により樹脂に多くの発泡ガスを溶解させることができるため、軽量化効果を始め流動性改善、変形対策においてより大きな効果が得られます。

繊維強化複合成形

自動車の電動化など製品の軽量化ニーズが高まる中、UBEは、LFT射出成形における「製品の高強度と高剛性の確保」という課題を解決する最適なスクリュをラインアップ。
さらに、その高い技術力により、原料コストの低減を可能とする『DLFT成形システム』を開発し、成形技術の確立に幅広くお応えしています。

※LFT：Long-fiber-reinforced thermoplastic

LFT スクリュ

ガラス・カーボン長繊維が含有された強化材料に対応した専用スクリュです。
可塑化中の繊維折損を低減させ、長繊維材料の高い物性を製品に実現することが可能です。

DLFT System （長繊維直接混錬射出成形システム）

DLFTシステム Injection molding system with Direct compounding of LFT は、チョップド繊維束を直接射出成形機へ直接投入することで、材料コストの低減に貢献する可能な技術です。
軽量・高強度なLFT製品を安価に成形が可能です。

DLFTシステム：UBEマシナリーの日本における登録商標

DLFTとは

• インラインスクリュ方式のシンプルな構造でありながら必要な可塑化能力、繊維長、繊維分散状態を実現
• シンプル構造で操作・保全が容易

DLFTシステム構成

• 樹脂材料と繊維材料を射出成形機に直接（コンパウンドレス） 投入し、軽量・高強度なLFT製品を成形します。

DLFTシステムについて