チューブミル
UBE Tube Mill

粉砕媒体としての鉄球やロッド（棒鋼）が入った横長・円筒状の胴体を回転させることにより、セメントクリンカー等を粉砕する機械です。構造がシンプルかつ堅牢で運転も容易な粉砕機です。

チューブミルの特色

チューブミルは粉砕媒体として、粉砕媒体の入った横長円筒状の胴体を回転させることにより、セメントクリンカー等の微粉砕を行う設備の一種です。
充填する粉砕媒体が鉄球の場合ボールミルと呼び、棒鋼の場合はロッドミルと呼ばれます。

当社は国内外に多くの納入実績があり、ユーザーの皆様の意見を取り入れながら改善を重ねており優れた特徴を持っています。

特色

構造がシンプルかつ堅牢で、運転も容易である。
大型旋盤によって精密一体加工をしているので、芯振れが少なく、運転が円滑にできる。
最大直径10mまで製作可能。
シェルライナは、当社独自のアイデアによる形状、材質により粉砕効率が高く、寿命も長い。

チューブミル（ボールミル）の構造と粉砕原理

原料は1室内に投入され回転する胴体内で粉砕媒体のボールとの接触による衝撃で粉砕され、ある一定の粒度以下となった原料は目板を通過し2室に運ばれます。
ここでは1室より小径のボールにより原料をさらに細かい粒度まで摩砕粉砕します。
チューブミルから排出された製品は分級ラインに運ばれオーバーサイズとアンダーサイズに分級されアンダーサイズは次工程へ送られます。
一方でオーバーサイズはチューブミルに戻り原料と共に投入され再粉砕されます。