2003年入社 製造

製造2003年入社
Interview_manufacture1_2003

人にできることは自分にもできる

First of all

橋梁を中心とする大型鋼構造物の製造に従事し、製作に関するフォローからお客様への窓口対応に至るまで橋梁関係全般の取りまとめを担う。周囲が敬遠するような困難な仕事にも食らいつく、まさに七難八苦を欲する不撓不屈のタフガイの原点は、学生時代に頂点を目指し羽根を打ち込んだバドミントン。入社後も業務の傍ら宇部興産(現・UBE)バドミントン部で長らく活躍し、現在は子供達へのコーチングを精力的に行う。橋梁製造に携わる働き手確保のため、工場の魅力PRに全力で取り組む。

※担当業務は取材当時のものです。

インタビューカット1
#01

人にできることは、
自分にもできる

この言葉は人生哲学とかそんな立派なものではありません。うぬ惚れ感が前面に出ている言葉ですが私が学生時代から大事にしている考え方です。中学生でバドミントンの全国大会に出場した際、上位選手との実力差を実感して大きな挫折を味わった経験があります。その当時は「自分に才能がない」、「体が小さい」などたくさん悩みましたが、辿り着いた考えは「相手も同じ人間や!」でした。同じ人間なら自分が相手より努力すれば必ず追いつき越えられるはず。そう考えるようになってからは目指す目標が大きくても努力と挑戦を続けられるようになりました。そうして練習に打ち込むことができたことで、高校3年生の頃には以前は惨敗していた相手にも勝てるようになり結果につなげることができました。今ではこの経験が精神の根源となり、どんな仕事であってもチャレンジすることを恐れないモチベーションに繋がっています。
ただ、仕事でぶつかる困難は学生時代よりもはるかに高く険しい問題ばかりです。そんな時は1人で解決するのではなく、職場の仲間にも助けてもらいながら乗り越えています。私の周囲には同じ視点で考えて行動し、些細なことも腹を割って話せる素晴らしい仲間がたくさんいます。日々発生する問題や困難な仕事も互いに励まし、愚痴を言い合いながらも一緒に動いてくれるので、楽しくやりがいのある会社生活を過ごせています。

インタビューカット2
#02

プロジェクト “T” 
~挑戦者たち~

目の前の目標は、難易度の高い製品を高い品質でつくりあげること。そして、これに私自身が深く関わり会社や社会に貢献することです。直近では東京港区の虎ノ門地区再開発のランドマーク「T-デッキ」という歩道橋の製作に携わりました。この歩道橋はこれまで当社が経験したことのないアーティスティックな形状で、最初に図面を見た時は「本当に造ることができるのか…」と唖然としたものです。しかし、ここでも湧き上がる挑戦心を掻き立てられ、この歩道橋を製作するために立ち上げられたプロジェクトメンバーと一緒に奮闘し、知恵を出し合って課題を一つずつクリアしながら製作を進め、自分達が納得のいく品質で完成させることができました。
完成した製品を見たお客様からは「UBEさんでなければ造ることはできなかった」との言葉をいただき苦労が報われました。この仕事に関わって本当に良かったと感じた瞬間でしたね。この他、近年当工場で造る製品は非常に難構造な案件が増えてきました。しかし、難しければ難しいほどそれに挑戦してみたい、お客様が満足する品質で完成させたいというやる気が出てきます。それは、共に働く仲間と一緒に知恵を出し合い、製品を造り込んでいく過程と結果にやりがいや達成感、何よりモノづくりの面白さを実感しているからです。

インタビューカット3
#03

働き手確保に
必死のパッチで挑んでます

入社から20年が経ち現場では管理的な立場となりました。自社の社員はもちろん、協力会社の1人1人とコミュニケーションを取り、時にはプライベートな話題も交えつつ、相談窓口として業務に励む日々です。私はモチベーションが能力や人間力の成長を促すと考えているので、なるべく若い人に仕事を任せてチャレンジすることで成功体験を重ねてもらえるよう心掛けています。以前よりバドミントンを子供達に教えていますが、負荷を強いる指導だけでは「やらされ感」に繋がり「自発的な意志」を持って取り組む子と比べて成長スピードが大きく異なることを痛感しています。仕事も同じで「あなただからこの仕事をお願いする」「この技術を習得すれば大きな成長になる」ことを相手に伝え、やる気を引き出す声掛けとリアクションを行うようにしています。
長期的な目標は自分の職場であるこの工場を「人の集まる工場」、特に若い人たちが働きたいと思える工場にしていくことです。人手不足はこの業界でも顕著で、若年層のモノづくり離れは特に深刻です。そのような中、モノづくりを身近に感じてもらうためのツールとして、バーチャル溶接体験などを活用したバラエティ豊かな工場見学を積極的に企画したいと考えています。モノづくりと当社工場の魅力を伝え、若い“人財”を育て造り込んでいくことは、製品作りと同じでとても興味深い取り組みと考えています。これからも新たな視点と発想を形にしていくことで、全ての働く仲間が魅力に感じる工場にしていきたいと思います。

Additional Contents

1日のスケジュール

8:00
出社、メールチェック
8:30
材料などの荷受対応
9:00
現場を周り進捗や安全の確認
12:00
昼休み
13:00
現場を周り協力会社との連絡調整
17:00
退社

休日の過ごし方

バドミントンのコーチング、豊かな自然を求め旅行

余暇の過ごし方

Contact
お問い合わせ

UBEマシナリー株式会社
総務部 人事グループ

0836-22-6246
0836-22-6391